来院時にはこんなことをお聞きします

お迎えはいつ、どちらから? 

・ペットショップで購入(お店の名前)

・迷い込んできた(迷鳥)・・・警察は?

・知人から譲り受けた

・自宅で産まれた(自家繁殖)  

       などなど

 

ケージの置き場所は?

放鳥の時間と場所は?

就寝時は暗くする?

朝は何時ごろ起こす?

夜更かしさせていますか?

日光浴しますか?

(直射日光かどうか?窓は網戸か、それともベランダに出すのか?)



普段、食べているものを全部教えてください

 

 

 


混合種餌?

・発売元や商品名は? 

小さい粒(アワやヒエやキビ)が主体?

大きい粒(ヒマワリ種子やアサの実)は入っている?

どの種類の粒を好んで食べますか?

 

ボレー粉は入っていますか?ボレー粉を食べますか?

 

 

・ペレットフード?

・発売元や商品名は?

・ペレットフードに種餌を混ぜる?混ぜるならその割合は?

 

・保存方法(冷蔵庫に入れますか)?

サプリメントや栄養補助食品(発売元、商品名)?

 

・野菜?果物?

 

・その他に与えているもの(拾い食いしているもの、ご家族の誰かが勝手にこっそりあげているもの)?  などなど



診察中、例えばこんなことを聞いています(あくまでよくある一例であり、正解例ではないことにご注意ください

 

 市販の種エサ(黒瀬のマニアセキセイ用)をずっと与えている・カナリーシードをまず食べる、ボレー粉は少しは食べるがニガーシードは食べない、少し減ったら殻を吹いてまた足す(常に食べ放題)、カットルボーンは最初に買ったが怖がるのでやめた、

飲み水にビタミン剤を入れたことがあるが飲まなかったのでやめた、

野菜はレタス、豆苗、キュウリのどれかを週に2~3回 (コマツナとキャベツは食べず)食べるというよりは千切って遊ぶ感じ、粟穂が好きでよく与える、

おじいちゃんがたまにおせんべいをやっている、炊いたごはんが好きだがあげないようにしている、

かごを窓の近くに置いているが窓を開けることはほとんどない、週に一度のかご掃除のときだけ天気が良ければ日光浴させる、

放鳥は朝夕30分ずつ、ずっと家族の肩に乗っておりあまり飛ばない、朝は5時か6時くらいに日の出で明るくなると起き、夜はリビングにいるので11時くらいに暗くする ・・・ (以下略)

 

 

 

必ずケージ等に入れた状態でお越しください 鳥さんを肩に止まらせた状態で入っていらっしゃるのはおやめください

来院時のケージはどんなものが適切???

チェックポイント

・寒くなく暑くもないか(保温性や通気性は適切か)

・怯えて暴れないか(見慣れない場所を移動するので)

・鳥かごの場合、羽などの飛び散りを防ぐため、バズタオルなどで覆うことを推奨しますが、

  覆うほうがより怖がる性格の鳥であれば、外が見えるプラケースなどのほうが適しているかもしれません。

・万が一怯えて暴れても、壁の素材が怪我させづらいかどうか

 

おうちの鳥さんの性格や容態(体調を崩すと寒くなる)に合わせて、適切なものを選んでください。

 

飲み水はこぼれてべたべたになるので外しておきましょう。

例え話

 野鳥を救護するときは、以下のような理由から

輸送に段ボール箱が使われるそうです。

・人間の姿が見えないのと暗いので暴れさせにくい

・怯えて暴れても段ボールなので怪我しにくい

・段ボールなので保温性、通気性があり、

   蓋を閉めれば病原体を持っていても飛散しにくい

 

おうちの鳥さんの輸送では、ここまで徹底しなくてもと思いますが、参考にしていただくのはよいかと思います。